今になってポケモンの魅力が分かった気がした話。
先日、スーパーのお菓子売り場でポケモンのモンスターボールを見つけた。
価格は500円。安いじゃないか。童心に帰った私は思わず購入した。
画面の中でしか見たことのなかったモンスターボールをついに私は現実で手にした。
これを機に私はポケモンが懐かしくなり、
『めざせポケモンマスター』を久しぶりに聞き、
『はねろ!コイキング』をプレイし始めた。
そして、改めてポケモン(アニメ、ゲーム)の魅力に気づいたのでここに記そうと思う。
魅力① 遊び方が豊富
基本的にポケモンゲームの内容は、ポケモンを戦わせて勝負し、リーグを制覇するというものだ。しかし、コンテストでの優勝を目指したり、図鑑のコンプリートを目指したりと、違った楽しみ方もできる。幼い頃の私は、友達と通常の対戦をしても勝てないことが多かった。だからコンテストを極めた。コンテストでは自分が1番になれたのだ。他の友達は個体値で選別して最強のパーティを作っていたし、また他の友達は色違いのポケモンを多く持っていたことで注目を浴びていたりもした。色んな遊び方ができて、色んな輝き方ができた。
魅力② キャラクターが個性的
これは『はねろ!コイキング』というアプリで気づいた。このアプリでは、コイキングを主役であり、はねる高さを競う。思い返せば、通常のゲーム内でコイキングは、リーグを勝ち抜くには無能すぎた。でも、はねるだけという個性は抜群で、存在感は大きかった。無意味だと分かりながら、コイキング同士で戦わせて遊んだこともあった。くさ・みず・ほのうのようにタイプが違ったり、伝説のポケモンがいたり、カワイイのもカッコイイのもいたり、個性がたくさん詰まっている。だから自分好みの6匹を選ぶのが楽しかった。
魅力③ 現実味がある挑戦
『 めざせポケモンマスター』にこんな歌詞がある。
いつもいつでも上手くいくなんて保証はどこにもないけど
いつでもいつも本気で生きてるこいつたちがいる
子供の頃はカッコイイ歌だとしか思ってなかったけれど、よく聞くと良いこと言ってる。運命のせいとか、誰かのせいとか、妖怪のせいとかにせず、上手くいかないこともあるって言い切ってるあたり凄いなと思った。子供向けだけど、ただの夢見がちで無責任な歌詞じゃなくて、現実味がある挑戦を教えてくれる。あと、こいつたちって言い方が好き。ピカチュウとか固有の名前にしてないから、人それぞれ想像できる。それに、こいつって相手を下に見てるわけじゃなくて、相手と信頼関係あるんだろうなって気がする。
ゲームでもアニメでも、ポケモンマスター、チャンピオンになるのが旅の目標である。ロケット団とか悪役もいるけれど、悪を倒すのがメインじゃなくて、強くなるのがメイン。正義のヒーローになるより、1番を目指す方が現実味があると思う。アニメの主人公はサトシだが、ゲームでは主人公がサトシではなかったのも良かったのかもしれない。サトシではなかったから自分が主人公としてプレイできた気がする。