気持ちの引き出し

ゆるく自由に気ままに生きるための公開日記

大切な時間を過ごした場所

私には大切な時間を過ごした場所があった。そこに私は約1年半いた。楽しいことも辛いこともあったけど、何よりすごく居心地が良い場所だった。

ただ私は途中でその場所を離れた。すごく自己中な理由で。なんか上手くいかなくて、なんか1人ぼっちな気がしたから、そんな理由で。自分でも最低だと思った。

でもそれは私の勝手な思い込みで、仲間たちは私のこと最低だなんて思ってなくてむしろ心配してくれていた。それでもやっぱり戻ることはできなかったけれど、でもすごく嬉しくて、これからも一緒にいたいと何度も思った。



複雑な再会

そして昨日はその場所に久しぶりに帰った。たくさんの仲間に会った。「お久しぶりです!」って笑顔で迎え入れてくれる人や、「○○○じゃん!」ってあだ名(しかも今まで呼ばれたことないあだ名笑。前日にできたらしい笑。)で昔と変わらないテンションで呼んでくれる人、久しぶりすぎてなんかお互い見つめ合っちゃった人、隣で優しく話しかけてくれる人。その空気はすごく懐かしくて、すごく嬉しかった。

ただ、その懐かしさが無性に悲しくて、寂しくて、辛かった。みんなの話題には、私の知らないことがたくさんあって、あぁもう自分はその場にいないんだなって実感した。後輩が「また来てください!」って言ってくれた。1番お世話になった友人が「たまには空気味わうのも大事だよね」って優しく頷きながら言ってくれた。嬉しかった。でも同時に、あぁもうそこは帰る場所で、居場所じゃないんだなって少し悲しくなった。戻りたくても戻れない場所だ。

「来てくれてありがとう。」誘ってくれた彼が最後にそう言ってくれた。その言葉はなぜかすごく印象的だった。