気持ちの引き出し

ゆるく自由に気ままに生きるための公開日記

目的のない留学で得たもの

先日、私の留学には目的がなかった話を書きました。

目的はなかったけど、得たものはあったと思うので、今回はそれについて書きます。

 

ただの海外への憧れで交換留学をしました。その結果気づいたことは、私は日本が好きなんだなってことです。海外憧れて行ったくせに日本が好きってなんだよ!って感じもしますが、日本を出たからこそちゃんと認識することができたんだと思います。

 

先日書いたように、私は小学生の頃に英会話を習い、海外への憧れがありました。日本なんかに閉じこもってるのはつまらない!色んな世界見るために日本でたい!と思っていました。けれど、さすがに中学高校で留学する勇気はなく大学で留学すると決めていました。ところが、中学高校で日本の文化を学びいつのまにか日本好きになっちゃったんですよね。最初は海外へ出るためには自国のことを知っておくべきだってことで勉強していたんですけど、いつの間にか日本の文化自体が好きになっていました。でも海外に行く夢もまだ長期間行ったことがなかったので、何もせずには捨てきれず、留学したって感じでした。

 

このように目的もなく、絶対~する!とは決めずに行ったのに、終わってみれば日本の文化に触れまくってました。日本語、柔道、剣道の授業、柔道の大会の手伝い、合気道のイベントとか。ただ流れるままに気の向くままに過ごしてみたら、こうなりました。だからきっとこれが自分の好きなことなんだなと実感したんです。思い返せば、私は小学生のころから日本の文化が好きだったなと思います。なのに、グローバル化とか英語が大事だという風潮に完全に流されてました。(まあ英語は大事ですけどね。だからって日本の良さを忘れちゃいけないなと)また、海外と比べることで日本の特徴がよく見えてきて、より日本好きになりましたね。

 

もちろん海外が嫌いなわけじゃないです。流れるままに気の向くままにですから、ストレスもなくホームシックもなく生活できました。こっちの生活も好きです。でも日本人を捨てた生活はしたくないです。海外でも日本人として生活したいです。

 

そして今では夢ができました。「勤務先は日本でも海外でもいいから、日本人として働きたい。日本人に対してか外国人に対してか分からないけど、日本の良さを守る仕事や日本の良さを広める仕事をしたい。日本を日本人が誇りに思える国にしたい。」この夢をはっきり言えるようになったことが、留学で得たものなのかなと思います。